【New】平川門から大手門へ!皇居東御苑で歴史と自然を満喫
投稿日:2025年7月14日
更新日:2025年7月14日
皆さん、こんにちは / こんばんは!
突然ですが、まだ10回も使っていない日傘が壊れてしまったスタッフYです……。
先日、強い日差しの下で訪れた仕事先で、頼りになる相棒だったはずの日傘が、ついに力尽きてしまいました。この夏を乗り切るためにも、新しい日傘を早急にゲットしたいと思います(´;ω;`)
さて、夏の陽射しがまだ穏やかだった5月某日のこと。
天翔オフィス大手町竹橋のホームページに掲載する画像を撮影するため、スタッフYとスタッフSは竹橋駅周辺を散策しました。今回は、駅の目の前に広がる【皇居東御苑】を訪れましたので、その散策レポートをお届けします!
目次
東京の中心で自然と歴史を感じる癒し時間
天翔オフィス大手町竹橋の最寄り駅である竹橋駅周辺は、かつて江戸城があった場所。周囲を見渡せば、その歴史の面影を色濃く残す、趣のある街並みが広がっています。
竹橋、そして大手町といえば、まさにビジネスの中心地。
「東京の喧騒を離れて、どこかリフレッシュできる場所はないかな?」そう思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、東京の真ん中に、そんな願いを叶えてくれる場所があるのです!
その場所というのが、
皇居東御苑 です✨
皇居東御苑は、無料で散策できる広大なエリアです。敷地内は全て見て回ると2時間ほどかかるほど広く、運動不足解消にもぴったり!
今回は、平川門から入って大手門から出るルートで散策してみました。
いざ、皇居へ!平川門から散策スタート

皇居東御苑は、東京メトロ東西線「竹橋駅」1a出口から歩いてすぐの場所にあります。
出口を出ると、進行方向右手には皇居のお濠が続き、その向こうに平川橋(ひらかわばし)が見えてきます。この平川橋は、皇居の内濠に架かる美しい木橋で、現在の橋は1988年(昭和63年)に架け替えられたものですが、江戸時代の木橋の姿を忠実に再現しているのです。


緩やかなアーチが美しい平川橋。その先に風格のある平川門が佇んでいます。橋の下には、「平川濠」の静かな水面が広がります。天翔オフィスの公式キャラクター「てんしょうくん」も、お気に入りの帽子で日差し対策は万全!興味深そうに橋の上から、平川濠を見下ろしていますね(*^-^*)
▶公式キャラクター「てんしょうくん」紹介ページ
橋を渡りきると、手荷物検査が……ペット不可と書いてあったので、恐る恐る尋ねました。
スタッフY「ペット不可とのことですが、ぬいぐるみは持ち込み可能ですか?」
ここでダメだと言われたら、てんしょうくんぬいとは、ここでしばしのお別れです。
半ば諦めの気持ちで確認するも、優しい警備員さんは笑顔でてんしょうくんぬいも通してくださいました✨良かったね~、てんしょうくん!!お別れにならずにすんだよ( ´ー`) ホッ
橋を渡ると、いよいよ平川門(ひらかわもん)がお目見えです。


この門は皇居東御苑への主要な入口の一つですが、かつて江戸城時代には、大奥の女性たちが出入りしたり、罪人が護送されたり、あるいは重要な身分の人物の棺が運び出されたりと、「裏門」的な役割を担っていました。そんな歴史的背景を持つ平川門は、現在では東御苑を散策する際の人気の入口として、多くの人々に利用されています。
てんしょうくんぬいとこの重厚な平川門をくぐった瞬間、かつての江戸城の厳かな雰囲気が漂うのか、思わず背筋が伸びるような緊張感に包まれました。
歴史と自然が織りなす東御苑の魅力
平川門をくぐり抜け、いよいよ皇居東御苑の中へ。
実は今回、東御苑を訪れた目的は、ホームページに載せる魅力的な写真素材を探すことでした。お目当ての撮影スポットは江戸城天守閣跡あたりが怪しいとにらみ、まずはそこを目指すことに。
天守閣へと向かうには、「梅林坂(ばいりんざか)」を上るのですが、
これがまた……地味に勾配がキツい!!
緩やかな坂が延々と続き、「この坂、一体どこまで続くんだろう?」と正直思ったほど。
新緑の美しい木々に癒されながらも、両足は軽く悲鳴を上げていました(笑)。
江戸城天守閣跡(天守台)
梅林坂を上ると奥に「北桔橋門」が見え、上った先の左側には広大な広場が見えます。
ここが、江戸城天守閣跡(天守台)です。


現在、皇居東御苑で見られるのは、かつて日本一の高さを誇った江戸城天守閣の「跡」、つまり巨大な石垣の土台です。
最後の天守閣は、1657年の「明暦の大火」で焼失しました。その後、再建も検討されましたが、当時の将軍を補佐した保科正之が、民の復興を優先すべきと提言。この英断により天守閣は再建されず、以降の江戸時代の平和を象徴する存在となりました。
江戸城天守閣跡をぐるっと見て回ると、上まで登っている観光客の方がちらほら。ここから見下ろす景色は、さぞかし美しいことでしょう…と想像します。「なぜ想像か」って?
実は、ここまで来る道中の梅林坂で既に体力を消耗しており、上る気力が残っていなかったからなんです(;^ω^)
ここは写真撮影の人気スポットでもあり、多くの方がシャッターを切っていました。本当は私も上りたかったのですが、これ以上足に負担をかけたくなく、今回は泣く泣く断念しました。
天守閣跡を過ぎると、目の前には広々とした芝生エリアが広がっていました。画像には写っていませんが、ここでは自然の癒しを求めて、多くの人がゆったりと小休憩をとっていましたよ。
汐見坂
当初の目的であったホームページの写真素材集めですが、肝心の狙っていた撮影スポットが見当たらず……。この後には、天翔オフィス大手町竹橋のアクセス撮影も控えていたため、残念ながら撮影スポット探しは断念し、皇居東御苑を出ることにしました。
しかし、ここでまさかの予想外の展開が待ち受けていたのです!
大手門へ向かう途中、私たちは「汐見坂(しおみざか)」という坂に差し掛かりました。


この坂が、いやはや、尋常じゃない急勾配だったのです!
今回は下りでしたが、その急な傾斜は足元がおぼつかないほどで、正直少し怖さを感じるほどでした。我々の相棒「てんしょうくん」も、一歩間違えればコロコロ転がりそうなほどの坂道。
スタッフYの両足は言うまでもなく、この坂に悲鳴を上げたのでした……。
江戸城の警備を今に伝える「三つの番所」
皇居東御苑には、かつて江戸城の警備を担っていた「番所(ばんしょ)」と呼ばれる建物が残っています。



- 同心番所(どうしんばんしょ)
大手門をくぐってすぐ、最初の関門です。下級武士の「同心」たちが、入城する人々の監視を行っていました。 - 百人番所(ひゃくにんばんしょ)
同心番所を過ぎた先にある、大きな建物です。名前の通り、鉄砲組の「百人組」と呼ばれる番士たちが、常に100人態勢で城の重要な場所を守っていました。 - 大番所(おおばんしょ)
本丸に最も近い、最も格式の高い番所です。将軍のいる本丸を守る、位の高い武士たちが警備にあたる、「最後の砦」でした。
これらの番所は、江戸城の厳重な警備体制を今に伝える貴重な建物です。実際に訪れると、当時の江戸城がいかに厳重に守られていたかを肌で感じることができますよ。
大手門から名残惜しくも帰路へ


足に疲れを感じつつ汐見坂を下り、三つの番所を過ぎると、いよいよ大手門がその姿を現しました。
この大手門は、皇居東御苑の正門であり、かつての江戸城の主要な入口。将軍や重要な大名たちが登城する際に使われた、まさに城の「顔」とも言える門です。現在も、皇居東御苑へのメインの入口として、多くの人々がこの門から歴史ある場所へと足を踏み入れています。
スタッフYたちは、この重厚な大手門をくぐり、皇居東御苑の散策を終えました。
さて、この後は「竹橋」の撮影をするため、竹橋駅方面へ。その道中、ふと目をやると……
「和気清麻呂(わけのきよまろ)像」を発見!
和気清麻呂は、奈良時代に活躍した人物で、天皇への絶対的な忠義を貫いたことで知られています。当時、絶大な権力を持っていた僧侶・道鏡(どうきょう)が、天皇の位を奪おうとした際、命がけでこれを阻止しました。その清廉潔白な行動から、後世まで忠義の模範とされています。
こうした歴史的背景を知ると、「なぜこの場所に像が建てられているのだろう?」という疑問が解け、とても興味深いですね。
まとめ
今回の記事では、皇居東御苑の散策レポートをお届けしました。
今回初めて訪れた皇居東御苑ですが、想像以上に広大で、その豊かな自然にまず驚かされました。スタッフYのように、歴史も自然も好きな方には、まさに両方を一度に満喫できる絶好のスポットです(^-^)
園内マップで現在地を確認しながら散策していたのですが、マップで見る以上に広く、勾配のきつい坂もあるため、くれぐれも無理なく、ご自身のペースで散策を楽しんでくださいね。
今回は時間の都合で足を運べなかったのですが、「二の丸庭園」や「雑木林」、「菖蒲田」「ツバキ園」など、さらに自然を満喫できる素敵なスポットもたくさんありますよ✨
都心にいることを忘れさせてくれる、歴史と自然が息づく皇居東御苑。
次の週末のお出かけ候補に、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか?


【余談:自然の驚異にびっくり!】
実は、皇居東御苑を散策した翌月、再び皇居周辺を訪れる機会がありました。その際、驚いたのが、
皇居前のお濠の水面!
たった1ヶ月で、びっしりと藻に覆われていたんです……。
自然の生命力と変化の速さに、スタッフYとてんしょうくんはただただ驚くばかりでした(;^ω^)
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます(*^-^*)💖
こちらの記事でも、歴史と自然を満喫している散策レポートをお届けしていますので、良かったらご覧くださいませ(^^)