New!【小田原観光】てんしょうくんと行く!「小田原城」&「報徳二宮神社」レポート
投稿日:2025年10月20日
更新日:2025年10月20日
皆さん、こんにちは / こんばんは(^^)
毎週末、公式キャラクター「てんしょうくん」ぬいと共に、アニメ作品の鑑賞に勤しんでいるスタッフYです。てんしょうくんぬいも、そろそろ立派なアニメ好きに育ってきたはず……!
さて、気づけば季節はすっかり秋ですが、今回は少し時計の針を巻き戻し、今年の春の思い出をお届けします。
今年の4月末からゴールデンウィークにかけて、私とてんしょうくんぬいは神奈川県・小田原へ、何度か足を運んでいました!
前回のレポートに続く後編として、今回は小田原の観光名所といえばここ!で有名な場所を訪れた訪問レポートをお届けします。どうぞお楽しみください!
目次
小田原の観光名所といえばここ!
前編の観光日とは別日に、小田原のシンボルといえばやはりここ!と、改めて「小田原城」を訪れました。
城址公園の入り口にある馬出門(うまだしもん)から城内へ。この最初の門をくぐった瞬間から、歴史の舞台に足を踏み入れるような、城へ潜入するワクワク感が一気に高まります!

門を抜けて進むとすぐに、立派な堀と石垣の光景が目に飛び込んできました。てんしょうくんぬいも、その歴史的なスケールに圧倒されているようでした。
美しい石垣と水のコントラストを眺めつつ、堀に架かる住吉橋を渡ります。この橋を越えれば、いよいよ二の丸の関門、銅門(あかがねもん)が私たちを待ち構えていました。
鉄砲窓に感じる戦国の気迫、そして本丸へ!
住吉橋を渡り、二の丸の関門である銅門(あかがねもん)へ向かう道すがら、特に印象的だったのは、城壁に開けられた小さな三角の穴です。
当時の兵士たちがこの隙間から鉄砲を構えていたのだろうか…と想像すると、辺りに張り詰めたような緊張感が伝わってきました。城に近づけさせまいとする、当時の強い気迫が感じられる瞬間でした。
いよいよ銅門へ!特別な渡櫓見学
そして、二の丸の正面にあたる銅門へ到着です!

堂々たる佇まいの銅門を前に、てんしょうくんぬいも思わず記念撮影📷
この日は大変ラッキーなことに、銅門の渡櫓(わたりやぐら)の内部が見学できる日でした!櫓の中から外を眺めるという貴重な体験ができ、中には小田原の武将たちが集っているかのような人形の展示があり、戦国時代にタイムスリップしたような気分を味わえました。


広場では、「銅門土壁模型」も展示されていました。これは、江戸時代の工法・技法をもとに銅門を復元する際に、使用する木材や、白壁の材料である土の収縮や乾き具合などを確かめるために製作された、非常に重要なものだそうです。
本丸の正門・常盤木門へ
銅門広場を後にし、石の階段と坂道を上っていきます。
いや~、この道のりが地味にきつく、足にきました(笑)。
疲れを感じ始めた頃、ようやく見えてきたのは、本丸の正門にあたる「常盤木門(ときわぎもん)」です!
さすが正門ともなると、これまでの門とは違い、石垣も門も一層重厚で厳かな雰囲気を放っています。常盤木門を抜けて、いよいよ旅のゴールである天守閣へ向かいます!
ついに天守閣へ!絶景が疲れを吹き飛ばす
常盤木門をくぐり、いよいよ旅のゴールである小田原城の天守閣へ到着です!
小田原城の天守閣の内部は、上に上がるには階段を上っていきます。やはり、そこはお城ですよね~!展示を見ながら広い城内を歩き、少々角度がある階段を上り…と、最上階に行くまで地味にここでも疲れました(笑)。
スタッフYは体力がないので、階段と坂道が続くと体力的にも限界が…!
海と城下町を一望!ご褒美の絶景
その地味な疲れを吹き飛ばしてくれるのが、天守閣から見える小田原城下の景色です!

眼下には小田原の街並みが広がり、その先には雄大な相模湾(さがみわん)が広がっていました。
現在の自分にとって、この景色はご褒美でしたので、当時の城主である北条氏もここから見る城下を見て、思いをはせていたのかもしれません。
【ここで裏話】 小田原城に行った日は、残念なことに曇天でしたので、相模湾の青が曇っていました…。本来はもっと青い海と青い空のコントラストが美しいはずです!なので、空だけなけなしにPhotoshopで青空加工したものをお届けしています(笑)。いつかリベンジするぞー!
天守閣からの景色と貴重な展示
天守閣からの景色に満足し、今度は上った階段を下るという足への負担大でしたが、気持ちは晴れやか。疲れも吹っ飛ぶかのような足取り軽く、勢いで階段から転げ落ちないよう気を付けながら天守閣を後にしました。

城内は大人510円で入場できますが、残念ながら、展示品の撮影は甲冑パネルのフォトスポットを除き禁止されていました。そのため、その感動的な雰囲気をすべてお伝えできないのが残念です。
城内には、甲冑や当時の小田原城の周囲を再現した精巧な模型、そして歴代の城主に関する貴重な資料が多数展示されていました。特に、現在の小田原城がどのように復元されたかという取り組みの歴史を深く理解することができました。
お城だけじゃない!城址公園の楽しみ
そうそう、小田原城址公園内には、常盤木門SAMURAI館とNINJA館がありました。今回は時間の都合で入りませんでしたが、次回は見学したいです。

手裏剣打ち道場では、子供たちが元気よく手裏剣を楽しそうに投げていました。
また、常盤木門SAMURAI館では甲冑体験ができるようで、公園内に甲冑姿のお子さんたちが歩いていたのもほほえましかったです。子供にも良い体験ができそうですので、お子さんを連れて小田原城を訪れてみるのもいいかもしれません。
帰路の途中で立ち寄り!報徳二宮神社を参拝

天守閣での絶景と歴史体験を終え、城址公園を後にしようと歩いていると、敷地内で報徳二宮神社(ほうとくにのみやじんじゃ)を発見し、立ち寄って参拝しました。
報徳二宮神社は、小田原出身の偉人、二宮尊徳(にのみや たかのり、にのみや そんとく、二宮金次郎)を祀る神社です。勤勉と倹約によって身を立て、後に各地の農村復興に尽力した尊徳の功績と徳を偲んで創建されました。
境内には、よく知られている二宮金次郎像が鎮座しています。

実はこの像、大変貴重な一体なのです。
この像は昭和3年に寄進されたもので、これと同じ像が全国の小学校に約1,000体製作されました。しかし、その後の戦時中にすべて原材料として供出されてしまい、現在、この報徳二宮神社の像だけが唯一現存する一体となりました。歴史の重みを感じる貴重な像です。
二宮金次郎が薪を背負いながら勉学に励んだ姿から、学問の神様として知られていますが、晩年に財政再建や農村復興を成功させたことから、経営や財福、商売繁盛などにもご利益があるとされています。
小田原城址公園という歴史的な空間の中で、「積小為大(小さな努力の積み重ねが大切)」という教えを今に伝える神社を参拝できたのは、旅の最後にぴったりの素晴らしい経験となりました。
まとめ:小田原訪問の本当の目的とは?
前編、後編と小田原観光レポートをお届けしましたが、そもそも、スタッフYはなぜ小田原を訪れたのか?
実は、小田原訪問の本当の目的は、アニメの聖地巡礼だったのです!
冒頭の挨拶で触れた「てんしょうくんぬいと共にアニメ鑑賞に勤しんでいる」という話は、このための布石でした(笑)。
マンホールから始まった聖地巡礼の旅
好きな某車作品のマンホール巡りが、今回の旅の大きな目玉でした。

小田原駅前や、前編でお届けした鈴廣かまぼこ博物館前など、これらすべてが某作品の聖地だったのです!マンホールは全部で5つ設置されているのですが、スタンプラリー感覚で街中を探し回るのはとっても楽しかったです。人通りの少ない場所や、駅から少し離れた場所にもあったりして、見つけた時の喜びはひとしおでした。道行く人から見たら、マンホールを見て喜んでいる変わった人だったかもしれませんね(笑)。
実は、小田原城も天守閣まで頑張って上りましたが、常盤木門SAMURAI館で配布されているマンホールカードがお目当てという、別の目的もありました!
(いつか群馬県渋川市にある某作品のマンホールも見に行きたい……)
てんしょうくんぬいと共有した感動
付き合わされたてんしょうくんぬいからしたら、「なぜこのスタッフYはマンホールや道路(劇中では「かまぼこストレート」と呼ばれている場所)を見て興奮しているんだ?」と意味不明だったと思います。
ですが!2週間前に、聖地巡礼した某作品をてんしょうくんぬいと一緒に鑑賞したことで、今ならその興奮が伝わっているはずと勝手に確信しています。

視聴中に「一緒に行った小田原城が映ってるよ!」「かまぼこストレート、見に行ったよね!」と話しかけていたので、てんしょうくんぬいも、実際に見に行った記憶を思い出しながら、一緒に旅をしていた喜びを噛みしめて見ていた…と信じています。
好きな作品の映画鑑賞と聖地巡礼が目当てだったというオチではありますが、聖地巡礼をしながら街を歩く楽しみを、てんしょうくんぬいも知ってくれたら嬉しいです!
ご利益は映画館でも!

そうそう、てんしょうくんぬいがこっそり同伴してくれていたからか、映画鑑賞の入場者特典では、自力では引けなかった推しの特典をゲットできたのです!小田原まで訪れた甲斐がありました~!
(映画館で某忍者作品を鑑賞後、小田原城でも忍者をやたら目にしたのが面白かったです)
改めて、てんしょうくんぬい、今回も最高の旅をありがとう!(いろんな意味で)




次回の観光レポートは、我が地元である山形県の観光レポートを前後編でお届けします!お楽しみに~
最後までお読みいただきありがとうございました(*^-^*)💖
「鈴廣かまぼこ博物館」と「ミナカ小田原」の前編レポートはこちら
小田原城でも「階段がきつかった~」と体力の無さを嘆いているスタッフY。
同じく、階段と坂がきつくて嘆いている街の探索レポートはこちら
▶ 【港区愛宕神社】出世の石段を登って、仕事運アップ!
▶ センター北で弥生時代にタイムスリップ!大塚・歳勝土遺跡公園で歴史と自然を満喫
▶ 平川門から大手門へ!皇居東御苑で歴史と自然を満喫